『ペンギン・オットセイ』の特徴&メンテナンス方法

【ペンギン革の特徴と魅力】

日本でのペンギンの認知は、江戸時代の後期に蘭学者の書物から広がり始め、
明治後期に日本人の南極探検で公となり一般的に認知されるようになりました。

 

 

ペンギンは「脂肪から摂れる油」や、
「肉」を採取するために捕獲していた時代がありましたが、

 

20世紀には制限された捕獲量となり、
現在では資源目的の捕獲対象の動物とはなっていません。

 

 

 

以前、偶然に立ち寄ったレザーショップで、
「ペンギンの革」が非売品サンプルとして置いていて、

 

店長の雰囲気ある「饒舌な語り口調」と、
物珍しさから、数枚のペンギンレザーを購入しました。

 

 

特徴的には、黒くツヤツヤしていて、毛穴が目立つという感じですかね。

 

 

 

特別に何かを作ると決めてペンギン革を購入したわけではないので、
ずーっとストックボックスに入っている状態です。。

 

 

しかし、偶然でも、せっかく巡り合ってドントの手元に来たレザーですので、
近い将来、このペンギンレザーを活かせるような作品を作りたいですね。

【オットセイ革・アザラシ革(シールレザー)の特徴と魅力】

オットセイとは、アイヌ語で「onnep」(オンネプ)と呼ばれていて、
そのオンネプのペニスの名称が「おっとせい」と呼ばれていました。

 

 

後に、この「おっとせい」の部分を使用した生薬・精力剤が作られて、
その名前が「動物全体を示す名称」となっていったようです。

 

 

このように「オットセイ」という名称は、英語のようでいて思いっきり
日本や中国といったアジアから生まれた名称ということはあまり知られていません。

 



 

 

ちなみに英語でオットセイは、『fur seal(毛皮アザラシ)』と呼ばれていて、
「アザラシ」より質の高い毛皮が作れることに由来した名前との事です。

 

このようにオットセイは、精力剤毛皮の対象として古くから
人間と共存していたことを物語っている歴史ある動物といえます。

 

 

 

オットセイのレザーの特徴としては、
ビロード状の体毛が密生して生えているのが特徴です。

 

 

 

ちなみに、当時毛皮や漢方材料として珍重されて、
生息数が激減したため、1911年から乱獲防止の規制がされいます。

 

2006年現在、日本ではヴィタリス製薬株式会社
(旧社名プロ・シール株式会社←オットセイ製薬株式会社)だけ、

 

オットセイ製剤(オットピン等)の製造を行っています。

【ペンギン革・オットセイ革・アザラシ革のお手入れ&メンテナンス】

ペンギン革・オットセイ革・アザラシ革のお手入れメインテナンスについては、
汚れたと感じたら、柔らかい布で乾拭き&ブラッシングをするのが基本です。

 

 

もし、革が乾いてきたような感じになり、

 

どうしても『レザーオイル』『クリーム』などを入れてメンテナンスしたい場合は、
オイルタイプとマットタイプの皮革用クリームを使い分けても良いかと思います。

 

 

ドントの場合は、爬虫類専用の『エキゾチックスプレー』を吹きつけ、
「保革&防水&艶出し」をおこないます。

 

最後に、柔らかい布で優しく乾拭きをして、メンテナンス完了です。

 

 

革の厚みや仕様によっては、は、『マスタングペースト』、レクソル、M.MOWBRAY デリケートクリーム等を薄くぬって、

 

ブラッシング&乾拭きをすればお手入れOKです^^♪

 

 

 

 

革によってはシミや色の変化が起こる場合もあるので、
オイルやクリームを塗る前に、まず目立たない部分で試して
問題がないのを確認してからメンテナンスを行ってくださいね。

 

 

 

保管の際は他の革と同様に水・湿気・直射日光、高温には弱いので、

 

風通しのよい場所で保管するようしましょう。

 

 

 

●『レザー(革)のメンテナンス方法&お手入れに最適なグッズを紹介♪

 

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ペンギン・オットセイ・アザラシは個性的で存在感のあるレザーですが、

 

我々にとって身近な動物なので、レザーとして使用することに賛否両論、
意見が分かれるレザーでもあります。

 

ドントは、そんな動物たちが残してくれた形に最後まで敬意を払う思いで、
これからも、レザー(革)製品に接していきたいと思っています。

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