『ゴートスキン(ヤギ革・山羊レザー)』の種類と特徴・メインテナンスケアの仕方【革のうんちく】

【山羊革・ゴート&キッドスキンの特徴と魅力】

【ゴートスキン・山羊(ヤギ)革】は、触り心地がサラッとしなやかでソフト、
かつ頑丈なレザーといわれています。

 

 

銀面(革の表面)の個性的な凹凸シボ模様と独特な毛穴の形が特長的な革です。

 

 

山羊革(ゴートスキン)は牛革(カウハイド)や馬革(ホースハイド)と並ぶと、
知名度はイマイチ低いかもしれませんが、

 

【牛革(カウハイド)】に比べ、薄くても強度を保てる優れた革で、
某有名高級ブランドなどでも使われている人気レザーの一つです。

 

 

 

山羊革は、羊革(シープスキン)に比べ、充実した繊維組織をもつ強靭な革質で、
銀面の独特な凹凸シボ模様が革の摩擦性能を高めています。

 

 

また、山羊革は加工法によって、艶のある美しいガラスのような光沢
持たせることも可能な革です。

 

 

 

ちなみに、

 

【子供のヤギ革】をキッドスキン
【大人のヤギ革】をゴートスキンと呼びます。

【キッドスキン(子ヤギ革)の特徴と魅力】

ヤギ革は年齢によって呼び名がかわります。

 

 

キッドスキンとは【Kid=子ヤギの革】の呼び名で、
生産量が限られていることから、高級皮革として扱われています。

 

 

銀面(革の表面)には、細かなシボと呼ばれる独特の凹凸があり、
ゴートスキンと比較し、より革が柔らかく、しなやかなのが特徴的です。

 

 

薄くて丈夫、そして型崩れしない。という特性を利用して、
高級革手袋やブランド紳士靴、ハンドバッグなどの
革素材としても使われています。

 

 

また、モロッコ産の薄いヤギ革【モロッコ革】を使って、
「革張り手帳」や「本の革表紙」「ランプシェード」などにも使われています。

 

 

ゴートスキンよりキメが細かく柔らかいため、高級革素材として珍重されています。

【山羊革・ゴート&キッドスキンで製作されているアイテム】

山羊(ヤギ)革は、薄くても強度を保てて、オマケに耐久性が高い。。
・・・という優れた特性をもつ革なので、

 

レザー手袋や鞄、ベルト、札入れ、高級ブランド婦人服などに使われ、

 

さらに山羊革の特性が、着れば着るほど、
履けば履くほど身体に馴染んで、しかも型くずれしない。。

 

・・・とジャケットや靴まで使われています。

米軍【M422フライトJKT】【G-1フライトJKT】【A-10 フライトG】の素材

アメリカ海軍は、長い間、しなやかな山羊革(ゴートスキン)を
『M422フライトJKT』、『G-1フライトJKT』に採用してました。

 

この『M422-フライトJKT』は、シャツパターンからデザインを起こした
アメリカ陸軍航空隊の「馬革:A-2フライトジャケット」と違って、

 

脇にマチ、背中にプリーツなどのジャケット的なデザインがあり、
狭いコックピット内でも抜群の運動性を発揮していたと思われます。

 

 

また、アメリカ空軍(陸軍航空隊)の『A-10 フライトグローブ』
動かしやすく、しなやかなゴートスキンが使われています。

 


『A-10 フライトグローブ』

【山羊革・ゴート&キッドスキン製品のお手入れ】

ゴートスキン(ヤギ革)は、【なめし加工】によって、シミになりやすい場合もあるようですが、
通常のメンテナンスは柔らかい布で乾拭きするだけでOKです。

 

 

ドントの場合、汚れのヒドイ場合や2〜3ヶ月に一度、
水分を固く絞ったタオルで優しく拭きあげて、

 

その後、『ラナパー』『マスタングペースト』などの
定番皮革クリームを塗り込み、栄養補給し一晩おいたあと、

 

馬毛ブラシで優しくブラッシングして銀面を整えてメンテ完了です♪

 

 

 

 

革によってはシミや色の変化が起こる場合もあるので、
オイルやクリームを塗る前に、まず目立たない部分で試して
問題がないのを確認してからメンテナンスを行ってくださいね。

 

 

 

また、ヤギ革も他の革と同様に水・湿気・直射日光、高温には弱いので、

もし、水に濡れた場合は、すぐに拭き取って風通しのよい場所で陰干し、
保管するようしましょう。

 

 

 

●レザー(革)のメンテナンス方法&お手入れに最適なグッズを紹介♪

 

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最適な革のメンテナンスが出来ると思いますか?

 

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ヤギと人間の関わりについて。

実は、山羊(ヤギ)という動物は、
ドントの住んでいる北海道の自然破壊と極めて密接に関係しています。

 

 

キーワードは、アイヌ、山羊、クラーク博士、森。。です。

 

内容的には、何が良くて何が良くなかったのか、
極めてがんじがらめな意味合いです^^;

 

 

そんなことも考えつつ、山羊は私たち人間の生活『衣・食・住』の
3大要素となる「衣」「食」に関連している身近な動物といえます。

 

ドントは、そんな動物たちが残してくれた形に最後まで敬意を払う思いで、
これからも、レザー(革)製品に接していきたいと思っています。

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