『オーストリッチレザー・駝鳥革』の特徴&メンテナンス方法

【オーストリッチレザー(駝鳥革)の特徴と魅力】

【オーストリッチレザー】とは駝鳥(ダチョウ)を加工してつくった革です。

 

 

オーストリッチレザーは、革の表面にある独特の【丸い突起模様】
かもしだす個性的な革の表情がオーストリッチレザーの特徴です。

 

この特徴的な【丸い突起模様】は、もともと羽根が生えていた毛穴の跡で、
通称『クィルマーク』と呼ばれています。

 

 

ちなみに、「クイルマーク」はオーストリッチの身体全体で、
約40%くらいの部位にしか強くあらわれないため、

 

「クイルマーク」が綺麗に出ているレザーは【希少価値の高い革】といえます。

 

 

 

また、オーストリッチレザーは、『立体的な革構造』を持ち、
布のように絞っても問題ないほど、とても丈夫で柔軟性に富んだ革
使うたびに手に馴染んでいきます。

 

 

 

●【オーストリッチ】のクィルマークが作品のポイントになります♪




 

 

重厚感をかもし出す、サイフ、ハンドバッグの使用はモチロン、
強度や柔軟性を必要とする高級志向の実用的レザーアイテムには
まさに理想的といえる天然皮革素材といえます。

 

 

 

毎年、野生のダチョウは減少傾向にあるため
ワシントン条約で規制保護されていますが、

 

現代の「養殖技術の向上」によって現在は様々な国から
オーストリッチ(ダチョウの革)が流通されています。

 

 

ちなみに、ダチョウは、およそ1年2ケ月で卵から親鳥になり、
体高2.5メートル、重さ120キロとかなり成長が早い動物です。

 

 

近年では、皮革のプレス加工技術が向上により、
オーストリッチのように見せているフェイクレザーも普及していますので、

 

 

勘ちがいして購入しないように気をつけたいところです。

 

 

【オーストレッグレザー(駝鳥革)の特徴と魅力】

『駝鳥の脚部の革』のことを【オーストレッグ】と呼び、
爬虫類のウロコに似た模様が特徴的です。

 

 

 

文字通り、皮革加工部分は【脚部だけ】のため
レザーとして使用できる面積は小さくなってしまいますが、

 

【オーストレッグを数枚につなぎ合わせて】ハンドバッグや
小物に高級革として使用されています。

 

 

 

●【オーストレッグ】の渋さが個人的に大好きです♪



【オーストリッチフェザー(駝鳥革)の特徴と魅力】

『駝鳥の羽根』は、【オーストリッチフェザー】と呼ばれていて、
左右対称の美しい羽根は欧米で装飾品として利用されています。

 

 

 

特にドレスや帽子の飾りに良く使われているほか、
大量の羽を舞台衣装に使われることも多く、

 

日本が誇る【宝塚歌劇団】のトップスターが着用する羽飾り
オーストリッチフェザーが使われています。

 

 

 

 

 

また、ダチョウの羽は静電気を帯びないため、
OA機器や電気機器、自動車関係のダスターに使用されています。

【エミュー&アメリカンオーストリッチの特徴と魅力】

オーストリッチレザーの代用レザーとして、同じダチョウの仲間の
【エミュー】【アメリカン・オーストリッチ】という動物がいます。

 

 

これらの動物は、体高1〜1.5メートル・体重は20〜40キロ、
加工された革の厚みは薄く、クイルマークも小さく、

 

オーストリッチ(駝鳥)に比べると全体的に小さい規格の革となります。

 

 

これらのレザーは、オーストリッチのように使用頻度によって、
艶がでて手に馴染むようになる特徴は似ているようですが、

 

革の厚みが薄いため、ハードに使用するレザーアイテムに採用するには
いささか強度に難があるようです。

 

 




●エミューレザーです♪

 

 

近年では、【ダチョウの養殖技術の向上】によって、
エミュー革の革製品は減少傾向にあります。

 

【オーストリッチで製作されているアイテム】

オーストリッチ・レザーは1級〜7級まで選別されていて、
そのレザーの【品質ランク】に応じて、

 

靴や鞄、財布、ハンドバッグ、レザーウェアなど
様々なレザーアイテムに使われています。

 

 

 

●【オーストリッチ】の独特な表情と柔らかい触り心地が素敵です♪

【オーストリッチレザーの銀面仕上げ】の加工法

【オーストリッチ革の表面仕上げ方法】の代表的な2種類の加工法を紹介します。

 

●クラシックフィニッシュ

 

半マットタイプの顔料をつかって、オーストリッチの
「象徴的なクイルマーク」と「革」を同色に染めてしまう仕上げ方法。

 

●サドルフィニッシュ

 

革の表面をブラッシングによって艶を与えて、
「クイルマーク」を強調した艶ありで仕上げる方法。

 

【オーストリッチ(ダチョウ革)製品のお手入れ】

オーストリッチ・レザーのお手入れメインテナンスについては、
汚れたと感じたら、柔らかい布で乾拭き&ブラッシングが基本です。

 

 

どうしても『レザーオイル』『クリーム』などを入れてメンテナンスしたい場合は、
オイルタイプとマットタイプの皮革用クリームを使い分けても良いかと思います。

 

 

 

ドントの場合は、爬虫類専用の『エキゾチックスプレー』を吹きつけ、
「保革&防水&艶出し」をおこないます。

 

最後に、柔らかい布で優しく乾拭きをして、メンテナンス完了です。

 

 

革の厚みや仕様によっては、は、『マスタングペースト』、レクソル、M.MOWBRAY デリケートクリーム等を薄くぬって、

 

ブラッシング&乾拭きをすればお手入れOKです^^♪

 

 

 

 

革によってはシミや色の変化が起こる場合もあるので、
オイルやクリームを塗る前に、まず目立たない部分で試して
問題がないのを確認してからメンテナンスを行ってくださいね。

 

 

 

オーストリッチも他の革と同様に水・湿気・直射日光、高温には弱いので、

 

もし、水に濡れた場合は、すぐに拭き取って風通しのよい場所で陰干し、
保管するようしましょう。

 

 

 

●『レザー(革)のメンテナンス方法&お手入れに最適なグッズを紹介♪

 

● アナタは、どんな『レザーケア・アイテム』が揃ったら、

最適な革のメンテナンスが出来ると思いますか?

 

【レザー(革)のメンテナンス方法&お手入れに最適なグッズを紹介♪】

 

 

ダチョウと人の関わりについて。

ダチョウの肉は、脂が少なくヘルシーな肉と世界的に有名になり、
最近では日本でも健康食品としてダチョウの肉が注目されています。

 

 

現在、観光農場などでダチョウの飼育羽数が増加傾向ですが、

 

生産供給が追いつかないほどの人気ブリだそうです。

 

 

ダチョウは、私たち人間の生活『衣・食・住』の3大要素となる
「衣」「食」に最も関連している身近な動物といえます。

 

ドントは、そんな動物たちが残してくれた形に最後まで敬意を払う思いで、
これからも、レザー(革)製品に接していきたいと思っています。

 

 

『オーストリッチレザー・駝鳥革』の特徴&メンテナンス方法関連エントリー

『牛革(キップ・ステア・ブルなど)』の種類と特徴・メインテナンスケアの仕方【革のうんちく】
『豚革(アメ豚・ピッグレザー)』の種類と特徴・メインテナンスケアの仕方【革のうんちく】
『馬革・コードバン(ホースハイド)』の種類と特徴・メインテナンスケアの仕方【革のうんちく】
『ディアスキン(鹿革レザー)』の種類と特徴・メインテナンスケアの仕方【革のうんちく】
『ゴートスキン(ヤギ革・山羊)』の種類と特徴・メインテナンスケアの仕方【革のうんちく】
『羊革・シープスキン』の種類と特徴・メインテナンスケアの仕方【革のうんちく】
『蛇革・パイソン(スネーク革)』の種類と特徴・メインテナンスケアの仕方【革のうんちく】
『トカゲ革・リザード・レザー』の種類と特徴・メインテナンスケアの仕方【革のうんちく】
『ワニ革・クロコダイル』の種類と特徴・メインテナンスケアの仕方【革のうんちく】
『ペッカリーレザー・猪革』の特徴・メインテナンス方法
『エイ革・スティングレイ』の特徴&メンテナンス方法
『カエル革』の特徴&メンテナンス方法
『サメ革・シャークスキン』の特徴&メンテナンス方法
『ペンギン・オットセイ』の特徴&メンテナンス方法