『ワニ革・クロコダイル』の種類と特徴・メインテナンスケアの仕方【革のうんちく】

【ワニ革・クロコダイルレザー(ワニ革)の特徴と魅力】

ワニ革の種類は、たくさんありますが、

 

イリエワニ、ナイルワニなどの【クロコダイル】や、
【アリゲーター】、【カイマンワニ】などのワニ革が有名です。

 

 

ワニ革は、独特の凹凸のウロコ模様が特徴となっている高級皮革で、
ウロコの数が多く、綺麗に配列されている革が特に貴重とされています。

 

 

 

なお、美しいといわれているウロコの配列は、
アゴからお腹をとおり肛門にかけて【横に31〜35列】です。

 

その中でも、凹凸ウロコが綺麗に整ったイリエワニ(クロコダイル)から作られる
【スモールクロコ】は最上級のワニ革と称されています。

 

 

ちなみに、【スモールクロコ】と【ラージクロコ】の違いは、
ウロコの大きさが選別基準とされます。

 

 

 

また、詳細は後に記しますが、お腹と背中をどのようにカットされるかで
【肚ワニ】、【背ワニ】というワニ革の選別方法もあります。

 

 

 

●やはり、【ワニ革】にはパワフルで迫力があります♪






【クロコダイル(ワニ革)の需要と供給、価値と養殖。。】

野生のクロコダイルは、やはり絶滅の危機の恐れがあるため、
現在は、ワシントン条約で保護されています。

 

 

現在は80%が養殖場で育てられたワニ革が流通していて、
養殖場の産地によってワニの種類が変わります。

 

 

ワニ革として使用できる大きさになるのには、
最短で3年ほど飼育時間がかかり、

 

卵を産めるまでの親ワニになるには
およそ10年と、、ワニの成長には大変な時間がかかるため、

 

 

最近の世界中でワニ革を使うファッションデザインの需要に、
年々、供給が間に合わなくなってきているようです。

 

 

そんな影響もあり、昨今の【ワニ革の商品価値】は、
過去最高の商品価値として跳ね上がり続けています。

 

 

 

確かに【このブランドのバッグ】なんかは跳ね上がり過ぎデス^^;♪

 

 

 

 

ちなみに、一番ワニ革が多く使われるハンドバッグでいうと、

 

最適な大きさ「横幅30cm」に育てるのに養殖ワニで2〜3年、
野生のワニだと4〜5年の年月を要するといわれています。

 

 

 

また、ワニは「気温が摂氏19度以下になると冬眠する性質」があるので、
最低気温が19度以下になるような欧米ルイジアナ州や

 

ジンバブエなどにある「ワニの養殖場」では、
温度が19度以下にならないように暖房しているそうですよ。

 

 

なお、ほとんどのワニ革は塩漬けされた生の皮が輸入されます。

 

 

【ワニ革の種類(クロコ・アリゲーター・カイマン)と特徴】

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【スモールクロコ】:イリエワニ(クロコダイル)

 

 

クロコダイルレザーの中でも、最上級のスモールクロコと呼ばれ
最高級ワニ革と評価されているイリエワニです。

 

 

 

 

東南アジアやパプアニューギニア、オーストラリア、
インドネシアなどの海水と淡水との混じる入江や河川に生息しています。

 

 

現在では、ほとんど養殖生産されています。

 

 

 

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【ラージクロコ】:ニューギニアワニ(クロコダイル)

 

 

ラージクロコとも呼ばれていて高級なワニ革です。

 

 

 

生息地は、パプアニューギニア、インドネシアなどの淡水の沼や川です。

 

 

 

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【ナイルクロコ】:ナイルワニ

 

 

ナイルクロコとも呼ばれていて、ポピュラーなワニ革です。

 

 

 

生息地は、アフリカ諸国の淡水の沼や河川です。

 

 

 

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【アリゲーター】:ミシシッピーワニ&揚子江ワニ

 

 

アリゲーターといえば、『ミシシッピワニ』や『揚子江ワニ』が有名です。

 

 

主にアメリカのルイジアナ州、フロリダ州などの沼や河川などに生息しており、
養殖生産も大規模に行われています。

 

 

 

ワニ革としては、【クロコダイル】よりも、
『若干ハリが弱い』と評価されているワニ革ですが、

 

紳士用バッグや紳士鞄などの大型製品にも広く使われている
ポピュラーなワニ革です。

 

 

 

 

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【カイマンワニ】:メガネカイマン&パナマメガネカイマン

 

 

 

中米の沼や河川、南米の北部・中部に生息地している
ワニ目アリゲーター科のワニで、【カイマンワニ】、【石ワニ】とも呼ばれています。

 

 

 

 

背中と腹の両方のウロコ部分に硬い骨のような物質があり、
革をなめしても綺麗にならないため、脇腹部分の革をと主に利用されます。

 

 

ワニ革の中での評価は、わりあい低くみられていますが、
『カイマンワニ革』は、強度が高く、水や傷にも強いレザーです。

 

 

【ワニ革:『肚ワニ』と『背ワニ』の違いと見分ける方法とは】

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【肚ワニ】:

 



 

ワニの肚(お腹)のウロコ模様を活かすため背中部分を割いた革で、
近年では【肚ワニ】の方が主流となってます。

 

べべクロコといわれる細かく均等なキレイなシボがある
【肚ワニ】が高級とされています。 (※べべとは仏語で赤ちゃんの意)

 

 

 

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【背ワニ】:



 

背中のウロコ模様を活かすため腹部分を割いた革です。

 

背ワニの特徴は、やはり【ワニの背中部分にあるウロコ部分】でしょう。
見たまんまのワイルドな魅力がインパクト大でファンが多い革ですね。

 

 

また、柔らかいウロコは【玉符(柔らかめ)】、
硬いウロコは【竹符(硬め)】ウロコの硬さによって呼び名が変わります。

 

【ワニ革・クロコダイルレザーで製作されているアイテム】

大きさや、ワニの種類によって使われるワニ革が変わってきますが、
多くの場合は、高級素材として、サイフや靴、ハンドバッグ類、
ベルト、時計バンドなどに使われてます。

 

近年では「ワニ模様」の型押しプレス技術の発達により、
牛革などをワニ革模様にプレス加工された革も出回っているので、

 

間違って購入しないように気を付けたいところです。

 

 

●この革も、パッと見、【牛革】に見えないですよねぇ〜^^;

 

 

【ワニ革・クロコダイルレザーのお手入れ】

 

通常のワニ革・クロコダイルレザーのお手入れメインテナンスについては、
汚れたと感じたら、柔らかい布で乾拭き&ブラッシングが基本です。

 

 

どうしても『レザーオイル』『クリーム』などを入れてメンテナンスしたい場合は、
オイルタイプとマットタイプの皮革用クリームを使い分けても良いかと思います。

 

 

ドントの場合は、爬虫類専用の『エキゾチックフォーム』を布にとり、
ワニ革に軽く塗りこんでいって「汚れ落とし&保革」をおこないます。

 

 

その後、爬虫類専用の『エキゾチックスプレー』を吹きつけ、
さらなるメンテ工程「保革&防水&艶出し」をおこないます。

 

 

最後に、柔らかい布で優しく乾拭きをして、メンテナンス完了です。

 

 

 

 

革によってはシミや色の変化が起こる場合もあるので、
オイルやクリームを塗る前に、まず目立たない部分で試して
問題がないのを確認してからメンテナンスを行ってくださいね。

 

 

 

ワニ革も他の革と同様に水・湿気・直射日光、高温には弱いので、

 

もし、水に濡れた場合は、すぐに拭き取って風通しのよい場所で陰干し、
保管するようしましょう。

 

 

 

●レザー(革)のメンテナンス方法&お手入れに最適なグッズを紹介♪

 

● アナタは、どんな『レザーケア・アイテム』が揃ったら、

最適な革のメンテナンスが出来ると思いますか?

 

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ワニと人との関わりについて。

【ワニ革・クロコダイルレザー】は、
その強烈な存在感の強さからか、よく好き嫌いが分かれる革と言われます。

 

ドント的には、やはり『レザーアイテムのアクセントやインパクト』を決める上で、
ワニ革の個性的でエキゾチックな模様は格好良く重宝しています。

 

 

 

よく、ワニを動物園でみた時に「キャー!怖い〜怖い〜」と叫んでいる人に限って、
一緒にデパートを歩いていると【高そうなワニ革のバッグ】をおねだりされたりします。

 

 

アンタの方がよっぽど怖いっつーの。。と思うのはドントだけでしょうか(実話。 ^^;笑)

 

 

ワニは、私たち人間の生活『衣・食・住』の3大要素となる
「衣」に関連している身近な動物といえます。

 

ドントは、そんな動物たちが残してくれた形に最後まで敬意を払う思いで、
これからも、レザー(革)製品に接していきたいと思っています。

 

 

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