革・レザーの【銀面の種類と特徴・加工法】の詳細

【レザー(革)の銀面の種類と特徴】&お手入れ・メンテナンス

レザー(革)の【銀面の種類】は、たくさんの加工法があり、
その銀面加工の種類により様々な特徴があります。

 

また、銀面の種類によって、適切な革のお手入れ・メンテナンス方法は、
微妙に変わっていきます。

 

ここでは、

 

●ヌメ革 ●エナメル革(パテントレザー)
●オイルドレザー ●ガラス張り革
●ブライドル・レザー ●型押し革
●揉み革 ●ボーデッドレザー
●シュリンクレザー

 

 ・・・に関する、【レザーの銀面加工の特徴】を紹介していきます♪

ヌメ革の【銀面の種類と特徴・加工法】の詳細

【ヌメ革】とは『タンニンなめし』という、樹木や植物の渋を使用して、
牛革をなめした革で、『ベジタブル・レザー』とも呼ばれています。

 

基本的には「染色」や「塗装」がされていない革をさしますが、
最近は、薄く染色している革もヌメ革と呼ばれています。

 

また、たとえヌメ革を廃棄したとしても有害物質が発生せず、
土で分解されるということもあり、

 

地球に優しい「エコロジーなレザー素材」として改めて注目されています。

 

 

革そのものの味わいがあって、長く使い込んでいく事で飴色に変色し、
シンプルな革らしい独特な風合いがでてきます。

 

ただし、ヌメ革は「シンプルななめし加工」のため、
水分にはメッポウ弱いのですが、

 

ユーザーのメンテナンス次第では、
他に2つとない魅力的な状態で長く使用できる革といえます。

 

 

ヌメ革のメンテナンスは、
メンテナンスの周期は「2〜3ヶ月に一回」くらい。

 

銀面を布で優しく乾拭きし、牛の脚(膝)から採取した脂で作られている
『ニートフットオイル』などを塗り込み、防水スプレーをかけます。

 

場合によっては、『マスタングペースト』『ラナパー』などの
固形WAXを「極薄に」塗るのも効果的です。

オイルドレザーの【銀面の種類と特徴・加工法】の詳細

【オイルドレザー】とは、主に魚脂などの動物油でなめし加工された革で。
「オイル・レザー」、「オイル・アップ・レザー」とも呼ばれています。

 

革に独特な光沢感があり、シットリした肌触りが特徴的です。

 

また、なめされたオイルによる撥水性が強いので、
水分による劣化が少ない革といえます。

 

 

オイルドレザーのメンテナンスは、
メンテナンスの周期は「2〜3ヶ月に一回」くらい。

 

銀面を布で優しく乾拭きし、『マスタングペースト』
『ラナパー』などの固形WAXを「極薄に」塗ったあと、

 

柔らかい馬毛のブラシで丁寧にブラッシングすれば完了です。

ブライドル・レザーの【銀面の種類と特徴・加工法】の詳細

【ブライドル・レザー】とは、カウハイドをタンニンでなめした後、
天然染料で染色された後、

 

「獣脂」と「蜜ロウ」をブレンドしたブライドル・グリースに
数ヶ月間、繰り返し漬け込み作られた極上の革です。

 

 

非常に耐久性の高いレザーで、馬具などのブライドル用レザーとして
イギリスで開発された革の加工法です。

 

基本的に革職人の手仕事によって、蜜ロウのコーティングをされていて
とても頑丈、汚れや水に対しても強く、使い込むほどに艶が増していく革です。

 

 

ブライドル・レザーは、革の芯までロウと脂が染み渡っていますので、
耐水性と耐久性に優れ、使えば使うほど独特な艶を出しながら、
革本来の経年変化を楽しめる革です。

 

 

ブライドル・レザーは、使い初めに「ブルーム」と言われる
白い脂・ロウの粉が吹いていることがありますが使い込むごとに
馴染みながら消えていきます。

 

 

また、ブライドル・レザーは特殊な革なのでメンテナンスは、
「ブライドルレザー専用ワックス」の『ブライドルフード』を

 

革全体に薄く塗り込んで、ワックスが乾くまで少し放置。
最後に柔らかい馬毛のブラシでブラッシングすれば完了です。

揉み革の【銀面の種類と特徴・加工法】の詳細

【揉み革】とは、革をなめした後、手でもんでシワ(シボ)を付けて加工された革で、
グレインレザー、スコッチ・グレイン・レザーとも呼ばれています。

 

揉み革・グレインレザーのメンテナンスは、
メンテナンスの周期は「2〜3ヶ月に一回」くらい。

 

銀面を布で優しく乾拭きし、『マスタングペースト』
『ラナパー』などの固形WAXを「極薄に」塗ったあと、

 

柔らかい馬毛のブラシで丁寧にブラッシングすれば完了です。

シュリンクレザーの【銀面の種類と特徴・加工法】の詳細

【シュリンクレザー】とは、革のなめし加工中に「専用の薬品」を使用して、
【革の銀面を縮ませ】シワが加工が特徴の革です。

 

「揉み革加工」した革よりもシボの風合いが強いです。

 

 

シュリンクレザーのメンテナンスは、
メンテナンスの周期は「2〜3ヶ月に一回」くらい。

 

銀面を布で優しく乾拭きし、『マスタングペースト』
『ラナパー』などの固形WAXを「極薄に」塗ったあと、

 

柔らかい馬毛のブラシで丁寧にブラッシングすれば完了です。

エナメル革(パテントレザー)の【銀面の種類と特徴・加工法】の詳細

【エナメル革(パテントレザー)】とは、「クロムなめし」した後、
『エナメル』・『ポリウレタン』などの合成樹脂を塗装して、
革の銀面をツヤツヤな光沢を出した革です。

 

 

「日本の伝統工芸の漆塗り」にヒントを得て考案されて、
米国でパテント(特許)が取られたことから、

 

『エナメルレザー』の事を『パテントレザー』とも呼ばれています。
表面がツヤツヤしているので汚れが付きにくく手入れも簡単な革です。

 

エナメル革のメンテナンスは、かたく絞った布で汚れを拭き取ればOKです。

ガラス張り革の【銀面の種類と特徴・加工法】の詳細

【ガラス張り革】とは、革をなめした後、ガラス板やホーロー板に張り付けて乾燥させ、
銀面をサンドペーパーでバフィングしたあと合成樹脂を塗装した革です。

 

加工工程の際に【銀面を綺麗にバフィング」しながら作る革なので、
たとえ、原料となる革に傷があっても、

 

まったく問題なく、無駄のない生産が可能な革の加工法です。

 

エナメル加工とおなじく合成樹脂を使用する革の加工法なので、
硬くて頑丈、ツヤツヤ感があり、水分にも強いという特徴をもつ革です。

 

ガラス張り革もエナメル革のメンテナンスと同じく、
かたく絞った布で汚れを拭き取ればOKです。

型押し革の【銀面の種類と特徴・加工法】の詳細

【型押し革】とは、革をなめした後、革の銀面に様々なデザインを模した型を
加熱高圧プレス機でプレスして擬似模様を型押しされた革です。

 

英ペポディ社のものが有名で、他にもエンボス、
スタンプレザーとも呼ばれています。

 

ヘビやワニ、トカゲなどの動物革に似せたデザインや、
革を織り込んだようにみせたメッシュ柄のデザインなど種類が豊富です。

 

 

通常、牛革の型押し革のメンテナンスは、
メンテナンスの周期は「2〜3ヶ月に一回」くらい。

 

銀面を布で優しく乾拭きし、『マスタングペースト』
『ラナパー』などの固形WAXを「極薄に」塗ったあと、

 

柔らかい馬毛のブラシで丁寧にブラッシングすれば完了です。

ボーデッドレザーの【銀面の種類と特徴・加工法】の詳細

【ボーデッドレザー】とは、革の銀面部分に細かい「シワ」や「縞模様」を
「型押し」してデザインされた革です。

 

通常、ボーデッドレザーの型押し革のメンテナンスは、
メンテナンスの周期は「2〜3ヶ月に一回」くらい。

 

銀面を布で優しく乾拭きし、『マスタングペースト』
『ラナパー』などの固形WAXを「極薄に」塗ったあと、

 

柔らかい馬毛のブラシで丁寧にブラッシングすれば完了です。

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