【ジャンパーホック・ボタン】の取り付け方法と『注意するポイント』【L-48】
第48回目のレザークラフト動画は、
【ジャンパーホック・ボタン】の取り付け方法&『注意するポイント』に関する
レザークラフト・テクニック動画を紹介していきたいと思います。
ある程度、レザークラフトをやっていると【ジャンパーホック・ボタン】なんて
オチャノコサイサイで簡単に取り付けることが出来ますが、
ドントがレザークラフト初心者の時は、『どんな色』や、『どんなサイズ』があって、
『どんな工具』を使って、『どんな打ち方』をすれば、
革に【ジャンパーホック・ボタン】を取り付けられるんだろう。。
・・・と、なかなか迷った記憶があります。^^;
そして、実際に当サイトにも【ジャンパーホック・ボタン】の取り付け方法に関する
『質問メール』がたくさん来ていますので、
きっと、ドントの初心者だったころと同じように、
最近やり始めたレザークラフト初心者の方も悩んでいる方っているんだろうと確信し、
今回、【ジャンパーホック・ボタン】の取り付け方法や、
「注意しなければいけないポイント」などを動画に盛り込みましたのでご覧ください^^♪
【ジャンパーホック・ボタン】の取り付け方法と『注意するポイント』【L-48】
★ 『ジャンパー・ホック取り付け』に関連する人気グッズ ★
![]() ●色や素材にコダわっちゃいます(笑) |
![]() ●打ち具の大きさは2種類あるので注意! |
![]() ●万能打ち台は、他の作業でも必須です♪ |
![]() ●意外と消音効果があるので使用しています♪ |
【ジャンパーホック・ボタン】は、『凹B:金具』の中に入っている"リング”が
ストッパーとなって、『凸D:金具』全体を飲み込み、
ボタンを固定させる構造となった非常に固定力が強いボタンです。
『凹金具』2個、『凸金具』2個と、合計4個のボタン金具パーツが
1セットとして使用し、サイズは大小の2種類が一般的です。
また、動画でも紹介しましたが、両方のボタンが見えてしまうデザインの際は、
両方とも化粧ボタンにして使用したり、
革を重ねるようなデザインや、金具の厚さを出したくない際は、
両方とも薄いボタン金具を使用して収めたりと、
【ジャンパーホック・ボタン】の場合は、外側のボタンパーツに互換性があるので、
ある程度、自由に組み合わせが出来ることも特徴といえます。
●【ジャンパーホック・ボタン】を取り付ける際の『専用工具』とは。。
【ジャンパーホック・ボタン】を取り付ける際の『専用工具』に関してですが、
「穴あけ用ポンチ」、凸凹ボタン兼用の「打ち棒」が1本と、
「打ち台」を用意すればOKですので、
「バネホック・ボタン」留める際に必要な工具と比べても、
安く道具を揃えられるし、道具の管理も簡単だといえます♪
●【ジャンパーホック・ボタン】で一番気を付けるポイントは・・・。
【ジャンパーホック・ボタン】を取り付ける際、
一番に気を付けなければいけないのは、なんといっても『金具のアシの長さ』です。
この金具のアシの長さが長すぎるとボタンが歪んでしまうし、
短すぎると金具が固定しきれなく、
【ジャンパーホック・ボタン】の強度が上がらず壊れやすくなりますので注意です。
もし、取り付けたいと考えている「革の厚み」よりも、
【ジャンパーホック・ボタン】のアシが大きく余ってしまう場合は、
●革を二重にして厚みをだす(厚い革を使う)
●ボタンのサイズを1〜2サイズ小さくする。
●革パッキンを入れて隙間を調整する。
●金具をカナヤスリ等で削って調整する。
・・・などなど、いくつかの対応策があります。
簡単で確実な対応策であれば、ベストなボタンサイズに変更するのが一番ですが、
もし、手元に小さいボタンが無い場合、
そんな時は『ボタン金具』の間に「革パッキン」を挟めることで、
ある程度は、ベストサイズに調整することも可能です。
しかし、「革パッキン」を3枚も4枚も挟んでサイズ調整をしようとする際は、
ほとんど、元々の「革のサイズ(厚み)」と「ボタンサイズ」が合ってない可能性が強く、
この場合は「注意」と「確認」が必要です。
なぜなら、【ジャンパーホック・ボタン】は固定力が強いボタンですので、
「柔らかい革」、「薄めの革」にサイズオーバーなボタンを使用してしまう事は、
ボタンを取り付けた部分の革の寿命はモチロン、
レザーアイテム自体の寿命を縮めてしまう恐れがありますので、
やはり、取り付ける『革のサイズ(厚み)』に合った
適切な『ボタンサイズ』を用意して使用する事をオススメします^^♪
●【ジャンパーホック・ボタン】を打ち込む際の注意ポイント
あとは、実際に【ジャンパーホック・ボタン】を固定させる際は、
『木づち(無ければトンカチ)』で打ち込んでいきますが、
この時は、出来るだけ『打ち棒』を打つ角度を垂直にして、
パワーを抑え目で優しくトントンと回数を多くする感じで打ち込んでいくと、
歪まずに綺麗に【ジャンパーホック・ボタン】を取り付ける事が出来ます。
もし、木槌を打ち込む際の【騒音】が気になる方や、 木槌でキレイに打ち込めない方は、『ハンドプレス機』もオススメです^^♪
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・・・以上、これらの【ジャンパーホック・ボタン】を取り付ける一連の作業工程の流れを
レザークラフト初心者の方にも解りやすいように動画に落とし込みましたので、
ぜひ、レザークラフト動画をチェックしてみてください^^♪
【ジャンパーホック・ボタン】の取り付け方法と『注意するポイント』【L-48】
★ 『ジャンパー・ホック取り付け』に関連する人気グッズ ★
![]() ●色や素材にコダわっちゃいます(笑) |
![]() ●打ち具の大きさは2種類あるので注意! |
![]() ●万能打ち台は、他の作業でも必須です♪ |
![]() ●意外と消音効果があるので使用しています♪ |